本日は愛知県庁にて、令和2年度愛知県芸術文化選奨授賞式が執り行われました。この賞は、各分野(打楽器、木工芸、日本画、バレエ、現代美術、邦楽、演劇、ピアノ)において、素晴らしい功績を収められている方々に贈られるものです。今年は様々な分野から数多くの推薦があったそうです。その中から選ばれた皆様で、改めて本県の芸術文化の格式の高さがうかがえます。
このコロナ禍で、私たちの心は本当に疲れてしましました。そんな中、芸術文化は人々に感動や安らぎを与え、豊かな人生を送るために欠かせないものだと実感しました。生きていく上に衣食住は不可欠なものですが、人々が不安やストレスを抱える中、必要とするものはこの芸術文化です。芸術文化の感性や創造力は、明日への希望を心に宿してくれます。
ご挨拶の中で、こんな話を伝えました。『昨年の漢字は「密」「禍」「病」でした。でも子どもたちが選んだものは「笑」「幸」「新」です。子どもたちのように前向きな心でコロナに向かっていく。芸術文化は心の栄養です。皆様の素晴らしい能力で、人々を元気にしてください。』とお話ししました。最後にマリンバの演奏をお聴きし、パワーあふれるパフォーマンスに魅了されました。